|
ヨガ〜体をほぐしましょう〜
芝居の稽古に入る前のウォーミングアップとしてヨガを行うことがあります。
ストレッチにもなるし、腹式呼吸も使うし、なにより何か気持ちいいし…。
結構、お勧めです♪
とはいっても、そんなに多くの種類のヨガを
やったことがあるわけではないんですが。
ライオンのポーズ
ねじりのポーズ
ねこのポーズ
剣のポーズ
………
……
…
|
|
|
ねこのポーズの動きは、
@膝が足の付け根の真下、手は肩の真下に来るように四つん這いになり、
背中を引っ込めて胸を張る。
A息を吐きながらゆっくりと背中を出来るだけ持ち上げて丸くする。
B息を吸いながらゆっくり元の体勢に戻る。つまり、頭を天井に向け、
背中を引っ込めて胸を張る。
|
ねこのポーズ… |
多少、自分たち流のアレンジが施されてしまってる
かもしれませんが、こんな感じです。
ゆっくりと行う動作なんですが、
結構からだが温まります。
お試しあれ!!
|
私のヨガってこんな感じ…? |
では、そもそもヨガとはどういうもの?
ヨガはインドで発祥し、約5000年の歴史を持っています。
精神統一により、心と五感をコントロールする心身鍛錬の方法です。
「ヨガ」という言葉は「調和、融合」を意味し、古代インド語に由来しています。
ヨガには無数の種類があるようですが、いくつか紹介してみましょう。
★ラージャヨガ(Raja Yoga) : 古典ヨガ、瞑想ヨガともいわれる。ラージャは
王様という意味。
ヨガの最初のスタイル。
主に瞑想を通して自己を探求し、最終的には
「悟り、解脱」を目的とするヨガ。
精神的な面が強く、心統一のヨガと言える。
★シバナンダ・ヨガ(Sivananda Yoga) : 近年におけるヨガの発展に貢献した
シヴァナンダ師の解釈によるヨガ。
古代からあるヨガを科学的にまとめ直したスタイル。
ポーズ、瞑想、呼吸法などの要素を同等に重視し、心と身体の
バランス感覚を取り戻す。
★ハタ・ヨガ(Hata Yoga) : ヨガの源流ともいえ、その本質と目的は、
完全に自己を知ること。
”ハ”は太陽、吸う息、”タ”は月、吐く息、を表す。
”ハタ”は太陽と月、陽と陰がひとつに結ばれたものという意味。
体の動きと深い呼吸を組み合わせた最初の行法。
アシュタンガヨガ、パワーヨガ、アイアンガーヨガもハタヨガの一種になる。
他にも、色々にアレンジされたヨガがあります。
最近流行っているもののひとつが、ホット・ヨガ(Hot Yoga)。
室温40度、湿度55%の部屋で、26の決められたポーズを行うスタイルで、
デトックス効果があるとのこと。
他のひとつが、アロマオイルを焚きながら行う、アロマ・ヨガ(Aroma Yoga)。
アロマの香りが脳を刺激して、ホルモンバランスや免疫反応に
影響を与えるので、心を安定させるメリットがあります。
アロマオイルの種類により、発汗、浄化、脂肪燃焼等の効果の
違いも楽しめます。
芝居の稽古の際に行うヨガの目的は、
ストレッチという点が大きいかもしれません。
とはいっても、そう簡単に体が柔らかくなりはしません。 |
|
でも、ヨガは体を柔らかくするだけのものではなく、
呼吸や瞑想など様々な要素が組み合わさり、体と心を高めていくもの。
体だけが柔らかくてもよくないわけです。
少しずつ体が慣れてくるうちに、呼吸なども慣れていき、
全体を通して少しずつだけれどもヨガと一体になっていけるそうです。
色々ヨガのことを調べてみると、
ヨガはヨガとして、自分のペースで楽しんでいけたら
素敵だなと思っちゃいました。
体ってなかなか柔らかくならないのよねぇ……… |
|
|